高齢者の筋力が低下する原因とは?予防のメリットも含めてご紹介!

最近疲れやすくなったり、体力の衰えを感じたりしていることに対して「何かしら予防しなければいけない」と不安を抱えている高齢の方もいるかと思います。
そこで「運動」することをより心掛けている方もいるでしょう。
しかし、その行動に意味を感じていなければ、なかなかモチベーションが続きません。

今回は、高齢者の方が運動機能や筋力が低下する原因と、その予防として運動するメリットをお伝えします。

高齢者になると運動機能や筋力が低下する原因とは?

高齢になると運動機能や筋力が低下する主な原因は以下2点に分類できます。

1.老化

年齢が上がるにつれ、運動機能や筋力が衰退していくことは自然ですが、やはり進行が進むと普段の生活にも支障をきたすようになってきます。
その老化の要因は運動量の減少によって筋繊維が細くなってしまうことです。

2.病気

「サルコペニア」という筋肉が急激に衰えてしまう病気があります。
高齢者がこのサルコペニアを患うと、普段の生活が不自由になるほどに身体機能を低下させます。
例えば、歩行や入浴、着替えなどの日々何気なくこなしていた動作が困難になります。
また、身体のバランス感覚も衰退し、転倒や骨折の可能性が高まります。

高齢者が予防として運動するメリットとは?

高齢者が予防として行う運動には以下4つのメリットがあります。

①フレイル(虚弱化)予防につながる

運動をすることによって、フレイルは予防できます。
「筋力低下や活動量の低下」「歩行速度の低下」「易疲労性」「体重減少」の中で3つ以上が当てはまる状態をフレイルと呼びます。
フレイルが進行すると介護が必要となり、転倒リスクや死亡率が高まってしまうため、適切な運動をすることにより筋力向上を図ると良いでしょう。
また、要介護の前段階であれば回復できる力が残っているため、諦めずに運動することをおすすめします。

②ストレス発散になる

運動はストレスの発散にもなります。
例えば、晴れた日に屋外で散歩するだけで、リフレッシュ効果が期待できます。
ジムや介護予防施設を利用すると、他者との交流も生まれるため、認知機能低下の予防にも繋がります。
また、運動によって得られる体力や体型で自己肯定感が高まり、精神の面でも健康な状態にさせてくれるでしょう。

③心肺機能を高め感染症を予防

運動は免疫力を向上させる機能もあります。
例えば、ウォーキングや水泳などの軽く息が弾むような運動は心肺機能を高め、免疫力が向上します。
免疫力を高めることで感染症予防にも効果的です。

④生活の質(QOL)を向上させる

運動は、生活の質(QOL=Quality Of Life)向上にも繋がります。
生活の質が良いということは、心身共に健康で充実した日々を過ごせる状態を創り上げるということです。

まとめ

高齢になると運動機能や筋力が低下する主な原因は「老化」と「病気」にあります。
また、高齢者が予防として行う運動には以下4つのメリットがあります。

1. フレイル(虚弱化)予防につながる
2. ストレス発散になる
3. 心肺機能を高め感染症を予防
4. 生活の質(QOL)を向上させる

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