「いつまでも元気でいたい」と思う反面、歳を重ねるごと体力の衰えはどうしても感じてきてしまいます。
「最近ふらつきやすくなったな」と感じているあなたも、可能な限りふらつきを無くして家族を安心させたい気持ちがあると思います。
そこで今回は高齢者がふらつきやすい場所とふらつかないための予防策を紹介します。
自宅で高齢者がふらつきやすい場所とは?
1.浴室・脱衣所
浴室と脱衣所では滑ったり、ヒートショックに陥ったりすることで、ふらついてしまう場合があります。
水回りなので床が濡れていることや、身体を洗うために使う石鹸やシャンプーの泡が滑りやすい環境をつくりだしてしまいます。
また、長時間入浴をしていると、入浴中と外気との温度差に身体がついていけず、ヒートショックとして目眩が起こってしまう可能性もあるので注意しましょう。
2.庭・駐車場
庭では、見栄えを整えるために、脚立を使って高いところの枝を切ることもあるかと思います。
その際、バランスが悪く転倒してしまう可能性が高くなります。
駐車場では、老眼や白内障などで足元が見えにくくなってしまい、車止めにつまずく可能性が高まります。
3.階段
高齢者は筋力低下や背中が曲がるなどの理由で重心が後方に傾き、階段を登る際に後ろに倒れやすくなります。
また、サイズの合わないスリッパによって、ふらつかせてしまう場合もあります。
ふらつきを予防するための対策とは?
①ふらつきやすいポイントをみつけて改善する
家の中には、前述したような高齢者がつまずいたり足を滑らせたりするきっかけになる物や場所が、意外に多くあります。
例えば、次のようなことが転倒を予防することに繋がります。
- 浴室・脱衣所に滑り止めマットを敷く
- スリッパをルームシューズなどのフィットするものに替える、またはスリッパを履かないようにする
- 室内ドアの下部など段差になっている箇所があれば、スロープをつけるなどして段差を解消する
- 階段や段差のあるところに手すりをつける
②声かけなどで注意を促す
ふらつかないように自ら注意して行動するだけではなく、家族の方にも協力を仰ぐことが大切です。
例えば、前述のようにお庭に行く場合や階段の昇り降りをする場合には予め家族に伝えておき、段差や滑りやすいところを知らせてくれるようにすると良いでしょう。
③無理なく体を動かす習慣を作る
散歩や体操など、体を動かす習慣をつけて、筋力やバランス力をつけることはとても大切です。
そうはいっても、運動を続けることは高齢の方でなくとも、難しいですよね。
当社では「ファン&ファン」といういつでもどこでも自分の好きな時間にリハビリができる商品を提供しております。
簡単な足踏みによる筋力アップが図れるのでおすすめです。
まとめ
今回は高齢者の方がふらつきやすい場所や予防策を紹介しました。
浴室や階段など、滑りやすい場所や段差がある場所は特に気をつけましょう。
また、ふらつき予防に関しては、家族とも協力しながら適度に身体を動かすと良いでしょう。
その際、ぜひ前述した当社の商品も活用してみてください。